- 2024.04.21
DXと言う言葉、ビジネスの現場ですっかり定着した感がありますが…。
そこで使われている言葉「真っ赤な偽物」の可能性大です。
早速ですが、定義を見てみましょうか。経済産業省によると。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」(デジタルガバナンス・コード2.0より)
一般的に言われているDXとだいぶ違いますね。
いわゆるDXコンサルと呼ばれる人たちは、デジタルを入れて業務をデジタル化しましょう、しか言わないことがほとんどです。だって会社の風土改革や業務そのものの改革なんてできるわけないですから。
私がDX化しましょうと言わずにデジタル化しましょうと言っている理由はこれです。日本の中小企業ですべきは、まずは企業の業務をデジタル化することですからね。DX化はその先にあります。
ということで、DXコンサルという人があなたの会社に営業に来たら、是非定義を聞いてみて下さい。この定義を答えられなかったら、優しくお引き取り願いましょう。DXというバズワードを使っているだけですからね。
ほんといい加減IT業界からバズワードとか騙しの営業トークってなくなりませんかね。お客様を金づると思っている連中がうろちょろしているのは勘弁してほしいです。
あ、そうそう。皆様にプレゼント。この経済産業省のスライドを読まれると、DX化の要諦がわかりますよ。9枚程度ですので、すぐ読めます。是非。